[月間美術]


         惟る [大判画像]
          1998年 第74回白日展 

記事の抜粋
春の公募展より

  日本南画院展/蒼樹展/東方展/新槐樹社展/大調和展/从展 
                                             (3月14日〜24日・東京都美術館)
  白日展/水彩連盟展/日本現代工芸美術展/美術文化展/三軌展
                                             (3月26日〜4月4日・東京都美術館)
今月のピックアップ・テーマ 美人画
 東京・上野の都美術館では、2月から3月上旬まで開かれてきた書道関係の展覧会が一段落。絵画・立体による美術団体公募展が始まった。
 昨年までのこの欄は、各展から1〜2作、申し訳程度の小さなカラー図版のみの紹介だった。膨大な数の展示作品の中から限られた作品を選び出すのは、アトランダムにといってもなかなか難しい。そこで今年は、何かテーマを設けて簡単な解説を入れながらお届けすることに。締切りや誌面の制約もあって図版はモノクロームとなるが、その分つたない勝手なコメントでお許しを。
 さてそのテーマ、本号の巻頭特集にちなんで ”美人画” でいくことにした。
               〜<中略>〜
 ここまでで1クルー。2クルー目は、3月29日までの「テート・ギャラリー展」(都美術館企画展示室)の観客の列から一転、ほころび始めた桜に誘われた人たちで賑わう上野公園。
 まず「白日展」は、美人画の宝庫。伊藤清永、中山忠彦はじめベテランから若手までさまざまな狙いで女性像に取り組む画家がいる。ここではあえて装飾的美人画でなく、カジュアルな美人、木原和敏の「惟(おもんばか)る」をピックアップ。

               <以降省略>