[美術の窓]
■第84回白日会展(3月19日〜3月31日)

 北窓の側で P100
 [大判画像]
  2008年 第84回白日会展 6室

記事の抜粋
「北窓の側で」。カラフルな布を椅子に載せて、そこに軽く座った裸婦である。女性の肌が輝いている。そばで見るとわかるが、制作にずいぶん時間がかかっていると思う。女性のヌードというものを神聖なものとして画家は捉えている。それをつくりものでなく、実際のモデルを座らせて、追求することによって、このような作品になった。ヒューマンな表現である。